STORY

「パイオニア計画」…それは、
母なる大地の衰えより余儀なくされた大規模移民計画である。

無人探査機により発見された
惑星「ラグオル」に、超長距離惑星間航行用の
移民船「パイオニア1」が到着した。
移民団は、周辺調査を行い、生活の拠点となる
「セントラルドーム」の建設に乗り出した。

そして7年後、「パイオニア1」からの招聘を受けて、
本格的な第二次移民船「パイオニア2」が惑星「ラグオル」に訪れる。
衛生軌道上に「パイオニア2」が到着し、
「セントラルドーム」と通信回線を開く直前、
惑星表面上に大爆発が発生。
「セントラルドーム」との通信は途絶えた。

いったい惑星「ラグオル」に何が起こったのだろうか?

(C) SONICTEAM /
SEGA, 2000, 2003.
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NPC CHARACTER

少しでもPSOの世界が分かるように主要人物を紹介

アイリーン・
セパ

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パイオニア2総督府の事務官でコリン・タイレル総督に付き添う才女。パイオニア2内の治安を管理する「保安部隊」「調査部隊」の管理も行っているらしい。

アッシュ・
カナン

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パイオニア2総督府調査部隊所属の諜報員のジットとは従兄。ハンターズの一員で、まだ若く実戦経験もほとんどないため、ラグオル調査の際に一時行方不明になるが、キリークや他のハンターズに救出される。
 その後、自分の未熟を悟ったのかジットを通してドノフ・バズに強引に頼み込んで弟子入りする。ダブルセイバー系の武器を好んで使う。後にバーニーとコンビを組むことに。

アリシア・
バズ

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彼女は孤児で、育ての親は英雄ヒースクリフ・フロウウエン。しかし、フロウウエン自身がパイオニア1に乗船することとなり、本星コーラルに残るドノフ・バズに彼女の養父となってくれと頼んだらしい。アリシア自身は自分がフロウウエンの実の娘ではないということを敏感に感じていたようである。
 パイオニア2で研究団(ラボ)所属の研究員として生態研究を行っていたが、ラボの研究に不審感を抱き、辞職。独自にハンターズを通じ、ラグオルの生態系に関する調査を始める。

ウルト・
カミュエル

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型式番号UL-0095/開発コードネーム: MOTHER00。ジャンカルロ・モンタギュー博士によって「MOTHER計画」を主眼において作られたエルノアの試作で姉にあたるアンドロイド。
 しかしAIとしての能力が不完全であったため開発自体が一時凍結されモンタギューの研究室に収容されていたが、軍幹部に強奪される事件が起きる。

エリ・
パーソン

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一般階級のニューマン女性。ラグオル到着前まで乗船中のオンライン通信相手がパイオニア1のAI「カル・ス」だった。ラグオル到着後ハンターズを通じラグオルに降り、その真実を知り「カル・ス」のデータをサルベージして持ち帰る
 その後、パイオニア2ラボのラボオペレータとして働くが、それが影響しているのか極度の機械フェチである。

エルノア・
カミュエル

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型式番号YN-0117/開発コードネーム:MOTHER01。ジャンカルロ・モンタギュー博士に作られた高性能アンドロイドでエモーショナルAI(干渉進化型感情装置)を搭載しているためか、おっとり口調。しかしそれによりマグの感情を読み取って会話をする能力を持つ。
 エルノアも「MOTHER計画」を主眼において作られたアンドロイドだったが、そのAI自体がなかなか安定せず「MOTHER計画」の遅れにつながったようだ。しかしそこはモンタギューの計算づくらしく、わざと遅らせていた節がある。それによって業を煮やした軍幹部によってエルノアのプロトタイプであるウルトが強奪されるという事件が起きる。

オスト・
ハイル

パイオニア1研究団の主任(ラボチーフ)で当代一と名高い老科学者。専門は生体遺伝子工学。本星コーラルにてモンタギュー博士と共同で「マグ」を開発。この研究の延長上に「MOTHER計画」がある。
 パイオニア1の施設を管理制御するため3つのAI「ボル・オプト」「カル・ス」「オル・ガ」はオストが制作したが、制作した意図は他にもあるらしい。
 ハンターズが持ち帰った情報によるとオスト博士の生体実験が、現在のラグオルの状況を作ったらしい。

キリーク


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表の顔はハンターズ、その裏でブラックペーパーという組織の殺し屋で「黒い猟犬」という異名を持つヒューキャスト。
 強いものとの戦いを好み、
パイオニア1に搭乗していたヒースクリフ・フロウウエンを追ってパイオニア2に乗船するが、パイオニア1からの送信でフロウウエンは既に死亡していることを知り、組織の殺し屋として淡々に殺戮をこなしていく。
 基本的に一匹狼で他人と組むことを嫌うせいか、スゥとは別行動(EP1)で、何故かスゥやジットから旦那の愛称で呼ばれている。

コリン・
タイレル

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パイオニア2において総督府を統括する彼は、厳格・清廉・公正を絵に書いたような人物。その層を問わない人望の厚さからパイオニア2の総督に任命される。
 ハンターズの英雄、レッド・リング・リコことリコ・タイレルの父親でフロウウエンとは旧知の仲。行方不明になった一人娘リコの身を案じるている。

シノ(紫乃)


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ミヤマ家3代に渡って仕える旧式のアンドロイド。彼女のマスターである「豪刀」ゾークの傍らに常に控えていることから「右腕」と呼ばれる。能力・機能面では今日日のアンドロイドに劣るが、ゾークの持つ三振りの刀の位置を感知することが出来る。
 ゾークがラグオル地下遺跡で行方不明になった際、他のハンターズと共に救出に向かうが、既にゾークが死亡していることを知り、その傍らに仕え続けるかのように機能を停止した。

ジット


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アイリーンの下で活動するパイオニア2総督府調査部隊所属の諜報員。アッシュとは従兄らしい。

ジャンカルロ・
モンタギュー

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フォトン工学に通じる天才科学者。武器工としても腕が立つという異色のニューマンでオスト博士と共同で「マグ」を開発し「MOTHER計画」にも参加していたが、オスト博士がパイオニア1に乗船しラグオルへ出発した後、モンタギューは計画を大幅に軌道修正し、莫大な予算を使用してエモーショナルAI搭載の新型アンドロイド「ウルト」「エルノア」「軍事用アンドロイド」などを完成させた。その予算の出所は軍部からだったという。

スゥ


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彼女も組織ブラックペーパーに所属するハンターであり、スゥという名でハンターズ登録されているが本名であるかは不明。組織の中では年齢のわりに強い権限を持っているがニューマンの彼女がパイオニア2におけるブラックペーパーの指揮をとっているわけではないらしい。
 キリークとは別行動(EP1)だが基本的に悪人ではなくブラックペーパーを必要悪と捉えている。本星でモンタギュー博士と面識があるらしい。

ゾーク・
ミヤマ

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「伝説の四刀」のうち三振り、「ヤシャ(夜叉)」「サンゲ(散華)」「カムイ(神威)」を継承した「豪刀」の異名を持つ英雄で、若いころはフロウウエンドノフとともに本星軍部に所属したがその後出奔、家を捨て傭兵としてシノとともに各地を転戦し伝説的な人物となる。
 ラグオル地下遺跡にてシノに看取られ帰らぬ人となる。

ドノフ・
バズ

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若いころはゾークフロウウエンとともに軍部に所属。彼が現役時代に使っていた武器群をモデルにしたDB系武器がある。
 フロウウエンがパイオニア1に乗船した際に彼の娘アリシアの養父を引き受けるが、後にアリシアと一緒にパイオニア2に乗船、熱意に負け、アッシュを弟子にする。自分の命が尽きる最後まで戦士でありつづけた。

ナターシャ・
ミラローズ

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「氷」という異名を持つパイオニア2研究団(ラボ)のチーフで全施設を統括する女性。本星政府の枢機機関に所属、本星時代はヒースクリフ・フロウウエンの部下。コリン・タイレルとは不仲で、色々黒い噂もある。

ノル・
リネイル

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一般階級のジャーナリストのニューマン女性。行動派で一般階級ではラグオルに降りられないのでハンターズを通じ、自分自身もハンターズになりきりラグオル地表に降りて今の現実を目の当たりにする。だがその後、彼女が持ち帰った情報がメディアで流れることは無かった。
 現在はエリ・パーソンと同じくパイオニア2ラボで研究員として働くがその真意は定かではない。

バーニィー


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本名ではなくバーニィーは通り名らしい。傭兵として各地を転戦しているときにゾークと出会い行動を共にしていた。政府や軍部の暗部を知っていて、表沙汰にしづらい依頼を請け負うハンターズとして裏の世界では有名らしい。
 ラグオル地下遺跡ではゾーク、シノと一緒に行動していたが途中負傷によりシノが離脱、その後の怪異事件で彼以外はすべて帰らぬ人となってしまう。

ヒースクリフ・
フロウウエン

軍の英雄で「白髭公」と呼ばれる。ドノフ・バズゾーク・ミヤマらとともに数々の功績を立てるがアリシア・バズの育ての親でレッド・リング・リコの師という一面もある。なおタイレル総督も同世代。
 武器工としての才能もあるのか、作りは荒いが弟子であるリコのために「赤」シリーズの武器を作る。なおフロウウエン系の武器は、彼が現役時代に使用していたものがモデルだが現在でも軍で使用されている。
 パイオニア2がラグオル軌道上に到着する前に彼の死亡が伝わるが、死んだはずの彼からのメッセージが、ガル・ダ・バル島からパイオニア2に届く。

リコ・
タイレル

彼女が好んで身につけている赤いアクセサリーから「赤い輪のリコ」「レッド・リング・リコ」と呼ばれる非常に有名な科学者でありハンターで、パイオニア2総督タイレルの実の娘でもある。
 彼女の残した幾つものメッセージカプセルがパイオニア2のハンターズにより発見されるが本人は已然として行方不明。





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